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ブランジェリーナの元ボディガード 「ふたりには一般的な常識が欠けていた」

2016年10月18日 12:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ブランジェリーナ家の元ボディガード、一家と過ごした日々を振り返る
今年、突然の離婚申請でファンを、そして誰よりも夫ブラッド・ピットを驚かせた女優アンジェリーナ・ジョリー。しかしそこに至るまでの夫妻は6人の子に寄り添う優しいパパ・ママぶりが有名で、子供達をとても大事に育てていたことは言うまでもない。

そんな2人が何より恐れていたのは、愛する子供達の誘拐。元ボディガードのマーク・ビリンガムさんによるとブランジェリーナは「他人が子供に近寄ることをひどく警戒していた」といい、子供を外に連れ出すことを許可されていたのはボディガードを務めるスタッフの中でも彼だけだったという。だが良き両親ぶりをみせる一方で、大物セレブである2人には一般的な常識が欠如していたもよう。時には「どうやったらバーに行けるのか」などとボディガードに相談したこともあるそうだ。

このほどブランジェリーナ一家を守るべくボディガードとして勤めていたマーク・ビリンガムさんが『The Sun』の取材に応じ、当時をこのように振り返った。

「ブランジェリーナが何より心配していたのは、子供達が何者かに誘拐されることでした。大金が関わることですから。」
「アンジーもブラッドも、子供達に近付く人物についてはとても警戒していました。」

しかしマークさんのことはとても信頼していたらしく、子供達の世話も安心して任せていたという。

「そう、最初から僕とブランジェリーナの相性は良かった。だから僕を信頼し子供達を任せたのです。」
「一家の皆さんと僕は、とても仲良くなりました。ずっと一緒に暮らしていたからです。僕はひとりで子供達を外に連れ出すことも許可されていたんですよ。他の誰もそこまでは許されていませんでした。」

子供達についてはとりわけ警戒心が強かったという夫妻だが、マークさんは「子供達を泳がせてあげよう」と忙しいブラッドに代わって父のごとく外にも連れ出していたそうだ。

ちなみにマークさんは過去にトム・クルーズ、またラッセル・クロウといったセレブの元でも働いた経験があるという。しかしブランジェリーナの“常識のなさ”は突出していたとして、こうも明かしている。

「いやあ、驚きましたよ。『どうすればバーに行けるの?』『そこに行くにはどうすればいいの?』なんて質問もザラでした。2人は頭が悪いワケじゃない。ただ長い間、普通の生活とはかけ離れていますからね…。でも僕にはすごく変に思えました。」

そしてしばしの時を経て「自分にもプライベートな時間が欲しい。もうヘトヘトだ」と感じるようになったマークさんはボディガードの仕事から身を引くことにした。しかしブランジェリーナとの仲は今も良いといい、最近ではイラクに滞在したアンジェリーナのため、次男パックス君の世話を任されたという。

そんな中、アンジェリーナはブラッドとの離婚を決意し子供達6人を育てるシングルマザーとしての一歩を踏み出した。今後は男親であるブラッド抜きでの子育てが始まるため、アンジェリーナの「子供達を守らねば」という義務感はこれまで以上に高まりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)