10月16日、ホッケンハイムで開催されたDTMドイツツーリングカー選手権最終ラウンドでBMW M4 DTMを駆ったマルコ・ウィットマンが二度目のDTMチャンピオンを獲得したが、同日BMWは王座戴冠を記念したBMW M4の『チャンピオンエディション』をリリースすると発表した。
ウィットマンの王座獲得は2014年以来二度目となるが、14年にもチャンピオンエディションのM4がリリースされたのと同様に、今回もBMW M4の記念モデルがリリースされることになった。
前回のモデルは、当時のウィットマンのマシンカラーリングと同様のアイスウォッチカラーだったが、今回のM4はアルピンホワイトのボディにMストライプが配され、ボディサイド後方に『DTM CHAMPION EDITION』の文字が入る。
カラーリングのみならず、パワーも通常のM4から増大されているほか、BMW M4 DTMのノウハウから活かされたというカーボン製のエアロパッケージ、さらにインテリアもリヤシートが廃されロールケージが組まれ、運転席、助手席にはアルカンターラ/レザーメリノが驕られたMカーボン・バケットシートが組まれる。
「マルコ・ウィットマン、そしてBMWチームRMG、すべてのBMWモータースポーツのクルーにおめでとうと伝えたい」と語るのは、BMW M GmbHのフランク・ファン・ニール代表。
「BMW M4チャンピオンエディションをリリースすることで、マルコのチャンピオン獲得を讃えることができて誇りに思う。これまでのモデルのなかで、最もモーターレーシングに近いモデルとなっている」
BMW M4チャンピオンエディションは、全世界限定200台のリリースとなる。日本での導入についてはまだ明らかにされていない。