アンドレア・ドビジオーゾ/ドゥカティ・チーム(決勝2位)
「今日のレースはとても困難だった。スタートはうまく行ったが、1コーナーでロッシに行く手を阻まれ、ポジションを落としてしまった。その後、冷静になってロレンソとの差を周回ごとに縮めて行った。もう少しで彼を捕まえられると思ったときに、彼がミスして転倒した。バイクのフィーリングはよく、状況をコントロールできていたが、ミスをしたら簡単に転倒しそうだったから、リスクを冒さないように走った。でも、レース中はコンスタントに周回できたし、ペースもよかった。ボクにとってもドゥカティにとっても重要な結果を得ることができた。今週末はうまく仕事を進めることができた。いいベースがあるし、今後も進歩できるように仕事を進めて行きたい」
エクトル・バルベラ/ドゥカティ・チーム(決勝17位)
「ボクにとってはデスモセディチGP16に乗り、ファクトリーチームで走ることができた素晴らしい機会となった。ドゥカティとアビンディアレーシングに感謝したい。個人的には全てが新しい挑戦だった。事実、マシンもチームスタッフも初めてだったが、セッションが進むたびに大きく進歩できた。残念ながらレースはいいスタートが切れなかった。特にいつも乗っているバイクとはクラッチが違うので、スタートで二つほど順位を落とした。ペトルッチをパスして、ポル・エスパルガロを何度かパスしようとしたが、転倒してしまった。これがなければ5位か6位でフィニッシュできていたかもしれない。いずれにしても再スタートしてゴールまでバイクを運ぶことができた。でも転倒で二つのウイングが破損してしまい、うまく乗れなかった。今回のレースではいい経験ができハッピーだ」