バレンティーノ・ロッシ/モビスター・ヤマハ・MotoGP(決勝リタイア)
「最初にボクはOKだ。幸い転倒によるケガはない。一方で、今日は強さがあったし、ペースもよかったのでこの結果は残念だ。スタートはあまりよくなくて、ロレンソとマルケスに先行されてしまった。マルケスは少しだけボクより速く、ロレンソを交わしていった。ボクはロレンソを交わすのに時間がかかってしまったが、ペースはよかった。」
「もっとプッシュすればマルケスに追いつくことができると思ったが、残念ながらフロントを失って転倒してしまったんだ。コーナーに深く進入したつもりはなく、ワイドでもなかった。でも、フロントから転倒してしまったということは論理的に言えば、ボクがミスをしたということだ」
ホルへ・ロレンソ/モビスター・ヤマハ・MotoGP(決勝リタイア)
「ミスしてしまいがっかりしている。プッシュしすぎてバイクとタイヤがうまく機能しなった。アラゴンでは正しいタイヤ選択ができたが、今回は反対だった。間違ったフロントタイヤを選んでしまった。ソフトタイヤならもう少しいいレースができたと思う。選んだフロントタイヤは1周目は振動があり、フィーリングが悪かった。これがマルケスのペースについて行けなかった理由だ。最終的にドビジオーゾが接近してきて、コーナーでもっとプッシュしなければならなかった。」
「そして、フロントタイヤのインフォメーションを得ることができず、転倒してしまったんだ。正しいタイヤ選択なら勝てるポテンシャルがあったと思うから残念だ。でも、今日は不可能だったし、ランキング2位になるチャンスも逃してしまった。マルケスにはおめでとうと言いたい。今年の彼のバイクはアドバンテージがなかったと思うが、彼は最も安定して速かったライダーなので、タイトルにふさわしいライダーだと思う」