トップへ

IDEMITSU Honda Team Asia MotoGP第15戦日本GP Moto2クラス予選日レポート

2016年10月16日 10:21  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

中上貴晶
中上貴晶が日本GP予選で3列目7番グリッドを獲得
ウィライローは9列目からレースに臨む

Rd15 日本GP/ツインリンクもてぎ: 2016年10月15日(土)

コンディション:ドライ
気温: 23℃ 路面: 28℃

 第15戦日本GPのMoto2クラス予選で、IDEMITSU Honda Team Asiaの中上貴晶は7番手タイムの1分50秒522を記録。明日の決勝レースは、3列目7番グリッドから23周の戦いに臨む。

 中上は、午前のFP3で決勝用タイヤの見極めを行い、レース周回の安定性を確認した。午後3時05分から行われた45分間の予選では、セットアップに磨きをかけて1分50秒台の高いアベレージタイムを刻み、3列目を確保した。予選を終えた仕上がりは、決勝レースで充分にトップ争いを期待できる水準だ。

 チームメイトのラタパー・ウィライローは、予選最後に自己ベストの1分51秒844を記録した。決勝は9列目25番グリッドからのスタート。明日は追い上げのレースでポイント獲得を狙う。

 明日の日曜は午前9時10分から20分のウォームアップ走行を行い、決勝レースは午後12時20分にスタートする。

中上貴晶(7th, 1’50.522, +0.561)
「グリッドポジションに満足はしていないが、FP3でレースシミュレーションの確認をできたので、タイヤの耐久性に関して不安はない。明日はハイペースのレースになると思うが、アベレージタイムには自信がある。良いスタートを決めて序盤からトップグループについてゆき、表彰台争いから最終的には優勝を狙いたい」

ラタパー・ウィライロー(25th, 1’51.844, +1.883)
「今日の序盤はリアのスピンに苦しんだが、リアサスペンションに変更を加え、グリップが良くなった。ただ、フロントについてはまだ若干苦戦傾向なので、明日のウォームアップでさらに改善を試みたい。決勝では完走を目指し、全力でトップ15を目指すつもりだ」

岡田忠之-チーム監督
「中上は3列目7番手グリッドなので、明日の決勝レースは良いスタートを決めてほしい。序盤でトップグループについてゆければ、充分に良いレースをできると思う。ライバルたちも速いので簡単にはいかないだろうが、表彰台を目指して戦ってくれるだろう。ラタパーはがんばってタイムアップを果たしてくれたが、周囲の選手が予想以上に速く、25番手からのスタートになった。決勝ではベストラップに近いアベレージタイムを維持して、良い結果を獲得してほしい」