Moto3 レポート Moto3クラスは、ポールポジション(PP)から1秒差に23台がひしめき合う激しい戦いとなり、尾野弘樹(HONDA TEAM ASIA)がトップタイムをマークしました。今季最も激しい戦いとなった予選を制した尾野は、「ベストタイムをマシンのモニターで見たときにPPを獲得した」と満面の笑み。サーキットベストタイムを更新する好タイムをマークしました。念願の初表彰台と初優勝が期待されます。PPを獲得した尾野は、初日のフリー走行中のスロー走行のペナルティで4番グリッドから決勝に挑みますが、アベレージもよく、大きな影響はありません。
以下、Honda勢は、エネア・バスティアニーニ(Gresini Racing Moto3)が4番手で、尾野のペナルティでフロントローの3番グリッドから決勝に挑みます。昨年のウイナーのニッコロ・アントネッリ(Ongetta-Rivacold)が7番手、アダム・ノロディン(Drive M7 SIC Racing Team)が9番手、総合2位のホルヘ・ナバロ(Estrella Galicia 0,0)が11番手、リビオ・ロイ(RW Racing GP BV)が15番手と続きました。大接戦の予選となった今大会。決勝は大集団の戦いになることが予想されます。