昨日から開幕しているWEC富士ラウンド。予選日のトピックスをいくつかお届けします。
フリー走行後に行われたピットウォークには、長蛇の待機列が。日本のファンは情熱的だと言われる理由がよく分かりますね。
開始早々に、LMP1クラスのピット前は大変なことになっていました。特に、引退を発表したポルシェのマーク・ウエーバー選手は、現役ドライバーとして、日本で見ることのできる最後のチャンス?ということもあり、黒山の人だかりが。
LMP2クラスにスポット参戦する中野信治選手の元にも多くのファンが訪れていました。
こちらはアウディのサインガード。SF映画に出てきそうな出で立ちですね……
ポルシェも同様の造りで、多くの方がシャッターを切っていました。
グランドスタンド裏のイベント広場では、LMP1クラスに参戦するワークス3メーカーがPRブースを用意し、こちらにも多くの方が訪れていました。
レーシングカーの展示やシミュレーターはもちろんですが、今回の目玉はトヨタTS050の搭乗体験ではないでしょうか。なんと現役のLMP1マシンのコクピットに座れちゃいます。
ステージではAKB48のライブも行われ大盛況でしたが、それに匹敵する盛り上がりをみせたイベントがこちら。
予選を終えたばかりのウエーバー選手がステージに登場し、決勝へ向けて意気込みを語ってくれました。日本での最後のレースに向け、気合充分とのこと。
その予選でポールポジションを獲得したアウディのVIPラウンジお邪魔してきました。アウディモータースポーツ代表、ヴォルフガング・ウルリッヒ氏とLMPプロジェクトの代表を務めるクリス・レインケ氏がスピーチを行い、「今までは不運で勝てるレースを落としたが、明日は勝つ」とこちらも気合充分。
アウディ、ポルシェ、トヨタの3メーカーがトップ3を分け合う結果となった予選セッション。明日の決勝も、エキサイティングなレースを期待しましょう。