フル3DCGアニメ映画『GANTZ:O』が2016年10月14日に全国公開を迎えた。TOHOシネマズ新宿では初日舞台挨拶が開催され、キャスト・スタッフが登壇。『GANTZ:O』応援隊としてリオ五輪レスリング金メダリストの登坂絵莉らも登場してイベントに華を添えた。
『GANTZ:O』舞台挨拶には加藤勝役の小野大輔、山咲杏役のM・A・O、西丈一郎役の郭智博、鈴木良一役の池田秀一、スタッフからは川村泰監督とさとうけいいち総監督が出演。ゲストにはレスリング選手の登坂絵莉、女優の橋本マナミ、タレントのGENKINGを迎えてトークを繰り広げた。
主演の小野は完成作品を観て「役者としてはもちろん、GANTZファンとして、『ありがとう』と思いました」と絶賛。「俺たちが好きな『GANTZ』がこれだけのクオリティでここにあるってことが嬉しかったです」とファン目線からも納得の作品だったと力強く語った。
ヒロインを演じたM・A・Oは「見終わって『はぁぁぁ…』って感じで言葉が出てこなかったです。出させていただいて、自分で言うのは恥ずかしいけど素敵な作品ができたと胸を張れる作品になったと思います」とコメント。郭も笑顔を浮かべながら「連載が始まってからずっとファンだったので最高な形でかかわることができて幸せに思います」と胸の内を伝えた。
池田は「普段わりと頼もしい役を演じることが多いので、今回久しぶりに普通の、それもハゲたおじさんの役で勉強になりました!」と会場の笑いを誘った。意外な配役に最初は驚いたが、鈴木というキャラクターを身近に感じることができたそうだ。
川村泰監督は「企画が始まったのが2011年の夏で、かれこれ5年……。その間に子どもが生まれたり、人生をかけていたので、こうしてみなさんに見ていただけて感無量です!」と喜びを語った。さとうけいいち総監督も「スタッフの「GANTZ』愛がすごくて、恐ろしいくらいでした。ここまでのアクションムービーに仕上げてもらってうれしく思います」と仕上がりに自信を見せた。
またリオ五輪で金メダルを獲得した登坂は「ぬらりひょんと戦ってみたい」とアスリートらしい一言。「『こうやって動けばいいのに』とか『私なら横に行くな』とか思いながら見ていました」と作品にのめり込んでいたことを明かし、会場を盛り上げていた。
『GANTZ:O』
(c)奥浩哉/集英社・「GANTZ:O」製作委員会