4度のチャンプカー王者で、トロ・ロッソからF1にも参戦したセバスチャン・ブルデーは、デイル・コイン・レーシングへの移籍を発表。2017年は古巣からインディカーを戦う。
紗宇年はKVSHからインディカーを戦っていたフランス人のセバスチャン・ブルデー。デトロイト戦のレース1で勝利を挙げるも、ランキングは14位と低迷していた。
スポンサーマネーが足りなくKVレーシングに残ることは難しいと語っていたブルデーは、2011年以来となる古巣のデイル・コイン・レーシングへの移籍を発表した。KVSHでともに戦っていたエンジニアのオリビエ・ボイソンもブルデーと一緒にデイル・コインへ移るようだ。またチャンプカー参戦時にニューマン/ハースで一緒に戦っていたクレイグ・ハンプソンもアンドレッティ・オートスポートから呼び寄せている。
「2011年以来の復帰。デイルは、僕にインディカーに復帰する機会を与えてくれたひとりだ。とてもエキサイティングな彼のチームでの第2スティントを楽しみにしているよ」
「デイルのリーダーシップに感謝しているよ。ここ3年間、僕のエンジニアを務めてくれたオリビエ・ボイソンやニューマン/ハース時代のリードエンジニアのクレイグ・ハンプソンを含めて、素晴らしい仲間と組み立てることができる」
「心強いふたりの仲間の加入は、デイル・コイン・レーシングを既存のグループから抜け出し、トップを戦える競争力のある車を僕に与えてくれるだろう」とブルデー。
オーナーのデイル・コインは、「インディカーからF1へと行って以来、セバスチャンはずっと我々がマークするドライバーだった。2017年やその先への見通しに興奮しているんだ」とコメントしている。