MotoGP第15戦日本GP、Moto3クラスは、栃木県のツインリンクもてぎで予選を行ない、尾野 弘樹(ホンダ)が1分56秒443でポールポジションを獲得した。
Moto3クラスの予選は気温22度、路面温度35度のドライコンディションで争われた。セッション序盤をリードしたのはホルヘ・ナバーロ(ホンダ)。ナバーロは開始6分すぎにファステストを記録する。尾野は開始20分すぎにファステストを更新してトップに浮上。その後、開始26分すぎにニッコロ・ブレーガ(KTM)がトップに立つ。
残り10分を切って最後のアタックが始まるが、コース上は混雑し、クリアラップを見つけるのが難しい状況。チェッカー直前にエネア・バスティアニーニ(ホンダ)がトップに浮上するが、直後にブラッド・ビンダー(KTM)、アンドレア・ミーニョ(KTM)が逆転。そして、尾野が最後に1分56秒443を記録して、グランプリ通算38戦目となるホームレースで、グランプリ初ポールポジションを獲得した。
2番手に1分56秒529でミーニョ、3番手に1分56秒659でビンダーが続き、フロントロウを獲得。バスティアニーニ(ホンダ)は1分56秒664で4番手。ブレーガが1分56秒673で5番手。
6番手に1分56秒682でロレンツォ・ダラ・ポルタ(KTM)、7番手に1分56秒740でニッコロ・アントネッリ(ホンダ)が続き、セッション中盤に9コーナーで転倒を喫したファビオ・クアルタラーロ(KTM)が1分56秒836で8番手に。アダム・ノロディン(ホンダ)が1分56秒873で9番手、フィリップ・エッテル(KTM)が1分56秒899で10番手に続いた。ナバーロは序盤に記録した1分56秒951を更新することができず11番手に終わった。
日本勢では鈴木 竜生(マヒンドラ)が1分57秒552で25番手、岡崎 静夏(ホンダ)が2分02秒753で34番手、初日のケガの影響でフリー走行3回目を欠場した佐藤 励(ホンダ)は予選には出走、2分03秒505で35番手となった。