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【WEC富士】フリー走行3回目は5号車トヨタがトップタイム。6号車も4番手と好調

2016年10月15日 11:31  AUTOSPORT web

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トップタイムをマークした5号車トヨタTS050ハイブリッド
FIA世界耐久選手権(WEC)第7戦は15日、富士スピードウェイで60分間のフリー走行3回目が行われ、アンソニー・デイビッドソン/セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴組5号車トヨタTS050ハイブリッドがトップタイムを記録した。

 青空が広がる快晴のもと行われた今週末最後のフリー走行。セッション開始と同時に各車いっせいにコースインし、まずは一貴のドライブする5号車トヨタがトップに立つ。昨日行われたFP2の終盤、電気系のトラブルでストップした6号車トヨタも順調に周回を重ねる。

 セッション開始30分を過ぎ、タイムアタックを行うマシンも見られたが、トップは依然5号車トヨタ。僅差で8号車アウディR18、2号車ポルシェ919ハイブリッドが続く。

 残り10分を切り、各陣営が予選へ向けた最終調整に入ると、コース上は多くのマシンで混雑する。5号車トップはそのままセッション終了までタイムシートのトップに留まり続け、午後の予選に向けて好調さを伺わせた。6号車のトヨタも4番手と、昨日のトラブルを感じさせない仕上がりを見せており、LMP1クラスの勢力図はまだまだ見えてこない。

 LMP2クラスは26号車G-ドライブ・レーシングがトップタイムをマーク。中野信治がドライブする45号車はクラス8番手のタイムを記録した。

 LM-GTE Proは67号車フォードGTが最速タイムを記録。フォード勢はここまでの全セッションでトップタイムをマークする快走ぶり。Amクラスは98号車のアストンマーチンがトップとなり、山岸大が所属する50号車のコルベットはクラス6番手だった。

 公式予選はLMGTE ProとAmが14時から、LMP1とLMP2が14時30分から行われる。