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腹筋男子・横浜流星のアクションに期待! 『刑事ダンス』で“元引きこもり”役をどう演じる?

2016年10月15日 06:11  リアルサウンド

リアルサウンド

土曜ドラマ24『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』より

 若手俳優・横浜流星が、演技やルックスもさることながら、その“腹筋”の美しさでも注目を集めている。極真空手の初段を取得している横浜は、2011年に開催された全日本青少年空手道選手権大会(中2中3・55kgの部)、第7回国際青少年空手道選手権大会(13・14歳男子55kgの部)でともに優勝している。その実力にふさわしく、横浜の肉体は惚れ惚れするほどに鍛え抜かれているのだ。


参考:中村蒼が語る、『刑事ダンス』でコメディに挑戦した理由 「イメージを壊していくのも、俳優の仕事」


 横浜の腹筋が話題になったキッカケのひとつは、2014年に放送された特別番組『究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦』(TBS系)への出演だろう。“芸能界きっての肉体美を誇るイケメン達が己のプライドをかけ戦う”という名目通り、美しい肉体を持つ者ばかりが集まる中、当時18歳にしてほかの出演者に負けず劣らずの運動神経と腹筋を披露し、話題となった。


 そんな横浜は、現在放送中のドラマ『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』(テレビ東京系)に堺章吉(ショウ)役として出演している。本作は、熱くてまっすぐな男・辰屋すみれ(中村蒼)が、芸能界の表沙汰に出来ない事件を取り締まるため、潜入捜査アイドル“デカダンス”として個性的なメンバーとともに事件を解決していく模様を描くコメディドラマだ。横浜演じるショウは、“デカダンス”のメンバーの1人で、引きこもりだったためネットに詳しく、毒舌で冷めているが、時に爆発するというキャラクターだ。


 また、公式サイトではショウの説明に“実は空手が強い”と記載してあるため、横浜の特技である極真空手が披露されるに違いない。すでにSNSでは「キレイなお顔でとてもかっこいい!」「流星くんめっちゃ可愛い」「根暗キャラいい! スキ!」などという声が目立っている。ショウを演じるにあたり横浜は「僕、歌とダンスが得意ではなくて、リズム感がないのが本当にヤバくて…、(アイドル的なことは)何も出来ない。だから、不安はありましたが、今回かなり頑張って練習をしてから撮影に参加しました。僕なりの“最強のダンス”を見ていただきたいです」(引用:“陰キャラアイドル”横浜流星「最強ダンスは必見!」 | ニュースウォーカー)と語っているように、アイドルとしての歌やダンスにも注目したい。


 また、今回はコメディということで横浜の新たな一面が見られそうだ。横浜は自身のブログで「(『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』は)めちゃくちゃ楽しい現場です。台本を読むだけでめちゃくちゃ面白い。もっともっと面白くなるように。一人一人が考えて、持ってきたものを出しそれに乗っかって、毎回毎回笑えるシーンを作っていっています。4人との掛け合いで、監督やスタッフさんが笑ってくれた時はやってやったぞ!! って心の中でガッツポーズしてます。笑」(引用:刑事ダンス。|横浜流星オフィシャルブログ「shooting star」Powered by Ameba)とコメントしているように、“笑い”に対しても全力で挑んでいる。


 先週放送された第1話で横浜は、対人関係が苦手なショウの“コミュ障”具合を見事に表現していた。歩き方や姿勢、話し方で自信がない雰囲気を醸し出し、人の目をあまり見なかったり、顔を小刻みに左右に振ったり、口をあまり開かずに話したりなどといった細かい所作からも、丁寧な役作りが伺える。また、自分が好きなモノに対してはまっすぐにぶつかっていく、オタクならではの熱意をナチュラルに表現していた。


 また、2014年に放送された『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)でヒカリ(トッキュウ4号・声)役を演じたことからブレイクし、今年公開された映画『オオカミ少女と黒王子』では日比谷健役、2017年に公開される映画『キセキ - あの日のソビト』(2017年)では navi 役を務めるなど、近年活躍が目立つ。今年配信されたHuluオリジナルドラマ『でぶせん』では、義志沢月人役を演じ、キレのある動きと美しくしなやかな身のこなしで、喧嘩シーンにメリハリと迫力を与えた。持ち前の運動神経の良さと鍛え抜かれた肉体で、スタントなしで過酷なアクションに挑み評価を得ている横浜は、今後ますます活躍の場を広げていくに違いない。


 今夜放送の『潜入捜査アイドル・刑事ダンス』第2話では、バラエティー番組を軸に、実際にあった事件や人物などを模したパロディネタ満載で物語が展開されていく。横浜は“デカダンス”のメンバーとして、どのように活躍していくのか楽しみだ。(戸塚安友奈)