ルノーF1チームは14日、ニコ・ヒュルケンベルグと2017年からの複数年契約を結んだことを正式に発表した。
フォース・インディアがヒュルケンベルグが今季末で離脱することを明らかにした数時間後、かねてからの推測のとおり、ルノーは来季ヒュルケンベルグを起用することを発表した。
ルノー・スポール・レーシング会長であるジェローム・ストールは、F1ワークスチームの活動を再開して2年目となる2017年に向けて「次なるステップとして、経験が豊富であり、なおかつ表彰台獲得にハングリーな思いを持っているドライバーを求めていた。ニコ・ヒュルケンベルグはこの役割を完璧に果たすドライバーであり、我々が達成したいと考えているものを完璧に補完する存在である」と、ヒュルケンベルグ起用の理由を語った。
ルノーはヒュルケンベルグのチームメイトについては今回明らかにしなかった。候補としては現ドライバーのケビン・マグヌッセン、ジョリオン・パーマー、元リザーブドライバーで現在マノーで走るエステバン・オコンの名前が推測に上がっている。