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宮崎駿の映画初監督作『ルパン三世 カリオストロの城』、MX4D版が2017年1月公開へ

2016年10月14日 19:41  リアルサウンド

リアルサウンド

『ルパン三世 カリオストロの城』原作:モンキー・パンチ (c)TMS

 『ルパン三世 カリオストロの城』のMX4D版が、2017年1月にTOHOシネマズ新宿ほかにて公開されることが決定した。


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 本作は、1979年にアニメ『ルパン三世』の劇場用長篇第2弾として公開されたアニメーション映画。ニセ札を発行しているカリオストロ公国へやって来たルパンが、カリオストロ伯爵との婚礼が近づいている少女クラリスを助け出す模様を描く。『もののけ姫』『風立ちぬ』の宮崎駿監督の映画初監督作としても知られている。


 MX4Dは、シートの動き、振動、風、ストロボなどの特殊効果によって臨場感を演出する最新の体感システム。今回のMX4D版では、2014年に公開されたリマスター版をベースに、最新の技術と手作業によって、フィルムに映り込んだ汚れやゴミを取り除き、音もノイズを取り除いて5.1ch化を行った。


 従来、MX4Dのプログラム制作は、アメリカまで行って作業を行う必要があったが、MX4D国内販売会社のソニービジネスソリューションがプログラム制作ライセンスも取得したことで、今回初めて国内での制作が可能となった。プログラム制作は、20年以上遊園地やテーマパーク用映像を手がけてきたダイナモアミューズメントが担当する。(リアルサウンド編集部)