フォース・インディアは、ニコ・ヒュルケンベルグが2016年シーズン末でチームを離れることを発表した。ヒュルケンベルグは来季からの契約に関してルノーと合意に達したといわれている。
英AUTOSPORTは13日夜、ヒュルケンベルグが来季に向けルノーとの契約に合意したと報じた。期間は2017年からの2年間で1年のオプション付きであると考えられている。
ヒュルケンベルグは、来季もフォース・インディアとの契約下にあるものの、契約解除条項を利用してルノーに移籍するものとみられていた。最後のハードルとして、チームがヒュルケンベルグの離脱に合意する必要があったが、チームは以前から移籍の邪魔はしないと述べていた。
この報道から半日後の14日朝、フォース・インディアはヒュルケンベルグが「F1における他の機会を追求するため」今季末でチームから離脱すると正式に発表した。
チーム代表ビジェイ・マリヤは次のようにコメントしている。
「ニコはF1における他の道を歩き出すことになった。サハラ・フォース・インディアの全員がニコの今後の活躍を祈っている」
「5年を共に過ごしたニコは、我々にとって大事な友人であり、チームの成功に大きな貢献を果たしてきた」
「彼は非常に優れたドライバーだ。我々のチームのために最も多くのポイントを獲得した」
「ニコが去るのは寂しいが、新しいチャンスを探るという彼の決断を尊重する。彼の邪魔をするのは間違っている」
現時点ではルノーはまだ来季ドライバーラインアップを発表していない。