MotoGP第15戦日本GP、MotoGPクラスは、栃木県のツインリンクもてぎでフリー走行2回目を行ない、ホルヘ・ロレンソ(ヤマハ)が1分45秒151を記録してフリー走行2回目トップに立った。
MotoGPクラスのフリー走行2回目は気温21度、路面温度32度のドライコンディションで行なわれた。ロレンソはセッション開始直後からリーダーボードのトップをキープ。開始7分すぎにアンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)、開始9分すぎにマルク・マルケス(ホンダ)がファステストを更新し、マルケスがセッション中盤までトップの座をキープする。残り20分となったところでドビジオーゾが再びトップに浮上。終盤までリーダーボードのトップを維持するが、残り5分を切ったところでバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)がファステストを更新してトップに立つ。しかし、直後にドビジオーゾ、マーベリック・ビニャーレス(スズキ)が相次いでファステストを更新。そして、最後のアタックでロレンソが1分45秒151を記録して2回目トップ、初日総合でもトップとなった。
2番手に1分45秒204でドビジオーゾ、3番手に1分45秒248でビニャーレス(スズキ)の順で続いた。
マルケスはセッション終盤の残り10分を切ったところで9コーナー(ヘアピン)でスリップダウンを喫したものの、すぐにマシンを起こして再スタート。最後のアタックで1分45秒303を記録して4番手に。5番手に1分45秒501でカル・クロッチロウ(ホンダ)、6番手に1分45秒513でアレイシ・エスパルガロ(スズキ)が続き、ロッシは終盤に自己ベストとなる1分45秒532を記録したが7番手となった。
8番手に1分46秒172でダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、9番手に1分46秒227でダニ・ペドロサ(ホンダ)の順で続いたが、ペドロサは終盤のアタックラップ中に90度コーナーで激しくハイサイド転倒、メディカルセンターに運ばれた。
10番手に1分46秒245でポル・エスパルガロ(ヤマハ)、ステファン・ブラドル(アプリリア)が1分46秒367で11番手。ブラドルもヘアピンでスリップダウンを喫した。アルバロ・バウティスタ(アプリリア)が1分46秒834で12番手、ユージン・ラバティ(ドゥカティ)が1分46秒853で13番手に続いたが、ラバティも終盤に130Rでハイサイド転倒を喫し、メディカルセンターに運ばれた。エクトル・バルベラ(ドゥカティ)は1分46秒876で14番手。ヨニー・エルナンデス(ドゥカティ)は1分46秒981で15番手。
以下、16番手に1分47秒032でスコット・レディング(ドゥカティ)、17番手に1分47秒135で中須賀 克行(ヤマハ)、18番手に1分47秒244でジャック・ミラー(ホンダ)、19番手に1分47秒972でティト・ラバット(ホンダ)、20番手に1分48秒669でロリス・バズ(ドゥカティ)、21番手に1分48秒897でブラドリー・スミス(ヤマハ)、22番手に1分50秒955でマイク・ジョーンズ(ドゥカティ)の順で続いた。
初日の2回のセッション総合ではバウティスタとバルベラが1回目のベストを更新できなかったものの、総合順位は2回目のフリー走行の結果順となった。