MotoGP第15戦日本GP、Moto3クラスは、栃木県のツインリンクもてぎでフリー走行2回目を行ない、エネア・バスティアニーニ(ホンダ)が1分56秒982を記録してフリー走行2回目トップに立った。
Moto3クラスのフリー走行2回目は気温20度、路面温度32度のドライコンディションで行なわれた。セッション序盤をリードしたのはニッコロ・アントネッリ(ホンダ)。アントネッリは開始9分すぎにトップに立ち、2周連続でファステストを記録。開始17分すぎにはニッコロ・ブレーガ(KTM)がトップに浮上、ブレーガも2周連続でファステストを更新する。
開始23分すぎに尾野 弘樹(ホンダ)が1分57秒357を記録してトップに浮上。尾野は続く周回にも1分57秒103とタイムを縮め、リーダーボードのトップをキープする。しかし、最後のアタックの残り2分のV字コーナーで尾野は転倒。バスティアニーニが残り30秒で1分56秒982をマークし逆転した。
尾野は転倒したものの体にダメージはなく、1分57秒103で2番手に。セッション終盤に自己ベストを更新したリビオ・ロイ(ホンダ)が1分57秒3913番手に続いた。
4番手に1分57秒447でホルヘ・ナバーロ(ホンダ)、5番手に1分57秒565でホアン・ミル(KTM)、6番手に1分57秒576でフランチェスコ・バニャーヤ(マヒンドラ)、7番手に1分57秒580でアンドレア・ミーニョ(KTM)、8番手に1分57秒649でニッコロ・アントネッリ(ホンダ)、9番手に1分57秒668でフアンフラン・ゲバラ(KTM)、10番手に1分57秒670でフィリップ・エッテル(KTM)の順で続き。フリー走行1回目トップのブレーガはフリー走行2回目は1分57秒778で12番手。
鈴木 竜生(マヒンドラ)が1分58秒595で26番手に続き、チャンピオンのブラッド・ビンダー(KTM)はフリー走行2回目もS字コーナー進入で転倒、1分58秒612で27番手に終わった。ワイルドカード参戦の岡崎 静夏(ホンダ)は2分03秒328で34番手、佐藤 励(ホンダ)はフリー走行2回目開始直後に130Rで転倒、タイムを記録できなかった。
初日総合ではバスティアニーニがトップ。総合2位に尾野、総合3位にロイ、総合4位にナバーロ。ブレーガが1回目のタイムで総合5位。総合6位にミル、総合7位にバニャーヤ、総合8位にミーニョ、総合9位にアントネッリ、総合10位にゲバラの順。ビンダーは1回目のタイムで総合12位。鈴木は総合27位、佐藤は1回目のタイムで総合34位、岡崎は総合35位となった。