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VSRがザウグ&コッツォリーノを起用しアジアン・ル・マンシリーズに参戦

2016年10月14日 13:01  AUTOSPORT web

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ランボルギーニ・ウラカンGT3(ヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシング)
ヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)は、今月28日に中国・珠海国際サーキットで開幕する2016/2017アジアン・ル・マンシリーズ(AsLMS)のGTクラスへ参戦する。

 AsLMSのGTクラスは、FIA GT3マシンで争われるクラス。VSRはここに「ランボルギーニ・ウラカンGT3」を投入し、(クラス毎の)シリーズチャンピオンに与えられる2017年ル・マン24時間レースの出場権の獲得を目指す。
 
 ドライバーは、ランボルギーニ・ファクトリードライバーのエイドリアン・ザウグとランボルギーニ・ジュニア・プログラム・ドライバーのケイ・コッツォリーノとコリー・ルイスの3名を起用すると発表された。

 コッツォリーノとザウグは、チームこそ違うがスーパーGT/GT300クラスでランボルギーニ・ウラカンGT3をドライブしている。AsLMS第2戦が開催される富士スピードウェイでは、走り慣れたコースと豊富なデータが有利に働くだろう。

 VSRは元F1テストドライバーのヴィンチェンツォ・ソスピリが代表を務めるイタリアンチーム。これまではフォーミュラカーレースを多く手がけていたが、昨年から新たにランボルギーニ・スクアドラ・コルセと協力体制を敷き、GTレースへの本格参戦を開始した。

「速さを持った若手の起用により、競争力のあるドライバーラインアップになったと信じている。アジアン・ル・マン・シリーズ参戦においてチームがワクワクしているよ。私は1998年と1999年にル・マン24時間にドライバーとして出場するとても幸せな経験をした。今度は私のチームがあの大舞台に立つことが夢だ」とソスピリは語った。

ランボルギーニ・スクアドラ・コルセ代表のジョルジョ・サンナは
「ランボルギーニ・ウラカンGT3でAsLMSに参戦するヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシングを支援できることを嬉しく思う。AsLMSが開催されるアジアマーケットは、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセにとって非常に重要だと考えている。それと同時に、私たちの若いドライバーたちが経験を積むには絶好の機会です」とコメントした。

■ アジアン・ル・マンシリーズ 2016/2017シーズン 開催日程(全4大会)
第1大会/2016年10月28~30日 中国(珠海国際サーキット)
第2大会/2016年12月02~04日 日本(富士スピードウェイ)
第3大会/2017年01月06~08日 タイ(チャン国際サーキット)
第4大会/2017年01月20~22日 マレーシア(セパン国際サーキット)