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池松壮亮×寺島しのぶ×三浦大輔監督によるdTVオリジナルドラマ『裏切りの街』、劇場公開決定

2016年10月14日 12:51  リアルサウンド

リアルサウンド

『裏切りの街』(c)BeeTV

 dTVオリジナルドラマ『裏切りの街』が、11月12日より新宿武蔵野館ほかにて劇場公開されることが決定し、あわせて予告編が公開された。


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 本作は、『何者』『愛の渦』の三浦大輔監督が、自身が手がけた舞台を映像化したもの。出会い系サイトで繋がったフリーターの菅原裕一と専業主婦の橋本智子が、意味のない綾瀬を重ねながら、現実から逃げ続ける逃避行を描く。なお本作は、dTVのオリジナル作品初となるR15指定作品として、2016年2月より配信が開始されているが、劇場公開版はdTVで配信されているものとは異なる編集が施されている。


 同棲する彼女がいながら、無気力な毎日を送るフリーターの菅原裕一を池松壮亮、穏やかな夫がいながら、日常に退屈を感じる専業主婦の橋本智子を寺島しのぶがそれぞれ演じるほか、中村映里子、落合モトキ、駒木根隆介、平田満、佐藤仁美らが出演。銀杏BOYZの『ピンクローター』が主題歌に起用されている。


 予告編では、フリーターの菅原と専業主婦の橋本が出会い系サイトで繋がり、人を裏切りながら、肉体関係を続ける模様が映し出される。また、劇場公開に際し、三浦監督からはコメントが寄せられている。


■三浦大輔監督 コメント


(劇場で『裏切りの街』をご覧になる方へメッセージ)
『裏切りの街』は、不倫の話です。ただ、ありきたりな作品ではありません。普段、誰もドラマにしようと思わない瞬間を、徹底的にリアルに描いた、あまり見たことのない不倫劇だと思っています。「人間って、こんなもんだよな」と、どうしようもない登場人物たちのことを愛らしく、思ってくれたら幸いです。人は必ず裏切る。「まあ、いっか」という感じで...ただ何となく...。ただ、それにためらったなら、その瞬間の人間はとても優しい。


(『裏切りの街』劇場公開について)
『裏切りの街』は、僕の舞台作品の中で最も映像化したかった作品です。それが実現でき、さらに劇場で公開されることになり、とても嬉しく思っています。まだ未見の方はもちろん、舞台作品をご覧になった方、dTVで視聴された方も、是非、この貴重な機会に、スクリーンで『裏切りの街』を堪能してください。劇場でお待ちしております!


(リアルサウンド編集部)