先週末、香港で行われた2016/17年のフォーミュラE開幕戦に先駆け、フォーミュラEのCEOを務めるアレハンドロ・アガグが来日。東京または横浜でのフォーミュラE開催に関する交渉を行ったと明かした。
アガグは「(日本は)我々にとって優先順位の高い場所だ」とコメント。シリーズ5年目となる18/19年シーズンにフォーミュラEを日本で開催することを望んでいるという。
「ただ、日本でのフォーミュラE開催は一筋縄ではいかない。道路封鎖や速度制限といった問題に関して、日本の警察としっかり話を詰めていく必要があるからね」
「しかし、ある都市とは順調に議論を進めることができた。(東京と横浜の)どちらの都市かは言えないが、希望は持っている。チャンスがまったく無いわけではないんだよ」
「(17/18年の)第4シーズンに開催することは難しいだろう。その翌年なら可能性は高いと思う」
また、アガグは日本大会をシリーズに組み込む前の第4シーズンには「少なくとも、アジアでもう1戦」フォーミュラEを開催したいという意向も明かしている。
開催候補地としては、第1シーズン、第2シーズンで開幕戦に組み込まれた北京のほか、オーストラリアについても「候補のひとつ」として検討が進められているようだ。