LCRホンダのカル・クラッチロウは、2016年シーズン用の新フレームを継続して使用すると述べている。
クラッチロウは、シルバーストンで開催されたホームレースのイギリスGPで新フレームを使用。続くサンマリノGP、アラゴンGPでも新フレーム使用し、現在ポイントランキング6位。サテライトライダーのトップにつけている。
新フレームについてクラッチロウは「(フレームを)比較することは、セッションで多くの時間を無駄にしている。良いところも悪いところもひとつずつあるんだ。(新フレームは)改善の余地がまだあると思うよ」とコメント。
レプソル・ホンダのダニ・ペドロサは、バルセロナで新フレームをテストしたが、新しミシュランタイヤとエレクトロニクスの理解を深めるために元のフレームに戻した。
ポイントリーダーのマルク・マルケスはチャンピオンを獲得したときに使用していた2014年型のフレームを使用している。
「現在、3人は3種類の異なるフレームを使っている」とクラッチロウ。
「3人ライダーのためにそれぞれ異なったフレームを使用しているんだ。そんなに悪い事ではない。そうすることは良い事だ」