映画『キセキ ―あの日のソビト―』の劇中に登場するグループ「グリーンボーイズ」がCDデビューすることがわかった。
2017年1月28日から全国で公開される同作は、GReeeeNの楽曲“キセキ”誕生の背景にある物語を映画化する作品。GReeeeNのプロデューサー・ジン役を松坂桃李、ジンの弟でGReeeeNのメンバー・ヒデ役を菅田将暉が演じる。
CDデビューが発表されたグリーンボーイズは、劇中で歯科大学在学中に活動を始めた4人によって結成される、GReeeeNの前身となるグループ。ヒデ役の菅田をはじめ、ナビ役の横浜流星、クニ役の成田凌、ソウ役の杉野遥亮から構成される。彼らは撮影開始の約2か月前から仕事の合間を縫ってボイストレーニングなどの練習を重ねてきたという。
デビュー作はGReeeeNのデビュー日である1月24日にリリースされるシングル『グリーンボーイズ』。GReeeeNのカバー曲“キセキ”“道”“声”が収録される。プロデュースはGReeeeNと同じくJINが担当。また1月のCDデビューに先駆けて、11月9日にグリーンボーイズが歌う“キセキ”が先行配信される。
あわせてグリーンボーイズの歌声を収めた本編映像が初公開。彼らがジンの住むワンルームの家のクローゼットの中で“道”のレコーディングをするシーンが捉えられている。さらに1月7日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催されるGReeeeNの10周年記念ライブ『あっ、リーナ、ども。はじめまして。「クリビツテンギョウ!? ル~デル~デ♪」』にグリーンボーイズがゲスト出演することも発表。チケット情報はGReeeeNのオフィシャルサイトで確認しよう。
■菅田将暉のコメント
撮影時や打ち上げの時の一体感、グルーヴ感が本当に楽しくて、このままで終わりたくないと思っていました。
色々な方の力を借りて、このような形で皆さんに届けることができるようになりました。
素直に嬉しいです。
技術は持っていないし、決してうまくはないけれど、純粋に音楽を楽しみ、音楽を伝えていきたい、そんな思いのつまった僕らなりの音楽です。
今回、カバーさせて頂いたGreeeeNさんの曲は盛り上がれるしグッとくるし、良い曲です。
グリーンボーイズとして大切に歌います。
■横浜流星のコメント
ただただ、驚いています。
大好きなGReeeeNさんのメンバーの一員を演じさせて頂き、歌を歌わせて頂きその歌がリリースされるということは、この上なく幸せな気持ちです。新生グリーンボーイズとしてGReeeeN同様、沢山の方の心に響く歌を歌いたいです。
■成田凌のコメント
お話を聞いたとき、驚きや照れや喜びや、たくさんの感情が組み合わさり、実感もなく、ただ、「そうなんだ。」と思ったのを覚えています。よく考えてみたら本当に凄いことで、未だ実感が湧かず戸惑っています。
ただ、声がコンプレックスで歌が苦手だと悩み続けていた先日までの僕に報告してあげたいです。
■杉野遥亮のコメント
初めて聞いた時は本当にビックリしました!
でも、時間が経つにつれて実感も湧いてきましたし、やる気にも満ちています。
みんなで一緒に、撮影中に培ったものを音楽という形で表現できる幸せに感謝しています。
■HIDE(GReeeeN)のコメント
このお話を聞いたときは、驚いたとともにとても嬉しく思いました。
歌も聴かせて頂きましたが、僭越ながら僕たちと同じ種類のエネルギーを感じざるをえません。
少し恥ずかしくもなりましたが、とても魅力的に思いました!
この度、「道」「声」「キセキ」をカバーして頂きますが僕らにとてもとても大切な曲達をグリーンボーイズならではのパワーで新たに皆さんにお伝えてしていって頂けたらと思います!
■JINのコメント
この度は出演して頂き、そしてこんな『縁』を頂き本当にありがとうございます。
みなさん懸命にメンバー達の特徴を練習して頂き、私が見てもメンバーそっくりな瞬間を多々感じられるほどでした。そしてそれは仲の良さや、無邪気さ、そういった内面的なものにまで及び、当時から見てきたGReeeeNを思い出し涙が止まらなくなりました。
松坂さんや菅田さんに『JINさん泣いてる!やったー!ウェーイ!』と言われ、恥ずかしくなりつつもお二人を始め、偉大な俳優の皆様方の仕事姿に自分もまた感銘を受け、自分もこういう仕事をしていこう、とまた新たに思いました。
まだ映画は公開されてはいませんが、間違いなく心に残る映画になると思います。皆様の明日への糧に!