「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日として定められた「敬老の日」は誰もが知っているはず。
でも、その一か月後として定められている「孫の日」については、祝日ではないこともあり、知らない人も多いかもしれません。
「孫の日」は、祖父母と孫がコミュニケーションを深めるという目的で、1999年に「毎年10月の第3日曜日」に制定された記念日。「敬老の日」の1ヵ月後のお返しとして、孫にプレゼントを贈る習慣として広がりつつあります。
■祖父母が孫にあげたいプレゼントランキング 結果は…
カルチュア・コンビニエンス・クラブによるインターネット上での意識調査「Tアンケート」が親や祖父母世代に行った調査によると、50歳~79歳の中学生以下の孫がいる男女が、小学生以下の孫に贈りたいプレゼントは以下の通りとなりました。
男性1位:おもちゃ2位:衣類・くつ3位:書籍・絵本(マンガは除く)
女性1位:現金・商品券2位:衣類・くつに次ぎ3位:書籍・絵本(マンガは除く)
また、「書籍・絵本をプレゼントすることで、期待する姿(どのような子になってもらいたいか?)」という質問に関しては、
1位は「好奇心旺盛な子になる(72.7%)」2位は「やさしく思いやりがある子になる(68.2%)」3位は「向上心がある子になる(58.6%)」となっています。
この結果を踏まえ、全国に約800店の書店を展開する株式会社TSUTAYAは、この『孫の日』(2016年は10月16日)に向けたブックフェアを10月23日(日)まで開催。
「好奇心旺盛な子に」、「やさしく思いやりがある子に」、「友達を大切にする子に」、「家族を大切にする子に」の4つのテーマから絵本を選定しているといいます。
家族の絆づくりに、そして子育てに、利用してみるのもいいかもしれません。
(新刊JP編集部)