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ジャニーズメンバーは“かわいらしさ”をどう生かす? JUMP 知念、有岡、山田から検証

2016年10月12日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)タナカケンイチ

 ジャニーズにはさまざまなタイプのメンバーが存在するが、王道ともいえるのが“かわいい”系のメンバーだ。とくにHey! Say! JUMPに多く在籍しており、グループ全体のイメージもほかグループに比べて“かわいい”要素が強い。歌やダンスにそれぞれ個性があり、全員が集まってはじめてグループのパフォーマンスが完成するように、メンバー一人一人の個性が集結し、ひとつのグループの個性が生み出されている。今回はHey! Say! JUMPのなかでもとくに“かわいい”と言われているメンバーに焦点をあて、彼らがそのかわいらしさとどう向き合い、どう自身の個性に生かしているのかを検証したい。


(参考:Hey! Say! JUMPはいよいよ“全国向き”のグループに? 役どころやメンバーに見られる変化


・Hey! Say! JUMP・知念侑李


 かわいい系ジャニーズメンバーといえば、外せないHey! Say! JUMPの知念侑李。メンバーにも甘やかされる末っ子キャラな知念は、何をする時もメンバーを頼ってしまう癖がある。Hey! Say! 7のメンバーが入れ替わりでパーソナリティーを務める『ブルボン プレゼンツ Hey! Say! 7 UltraJUMP』(文化放送)で明かされる私生活のエピソードには、メンバーが必ず登場する。なぜかというと、知念は買い物や食事に行く際は、必ずメンバーを連れて行き、注文や物を買う時もメンバーに頼んでしまうほど頼りっきりな一面があるようなのだ。しかし、同番組の2016年7月14日放送回で、リスナーから「自分の彼女がほかの男に言い寄られているときのかっこいい対処法は?」と尋ねられた知念は「(言い寄ってきているのが)誰が相手でも結局は僕が勝つに決まってるじゃないですか」と宣言するなど、実は男前な発言も多い。知念のかわいい人柄と強がりな発言がより一層、かわいらしさを強調させている。


・Hey! Say! JUMP・有岡大貴


 情報バラエティ『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)に火曜レギュラーとして出演する有岡大貴は、愛嬌のある笑顔とトークで視聴者を和ませている。同番組で有岡は、食レポの際にする的外れなコメントで共演者に突っ込まれるなど、おっちょこちょいな一面を見せることがしばしば。マイペースに番組を進める様子や、出演者とのトーク中の天然発言からは、有岡が共演者からも愛される存在であるのが伝わってくる。有岡は以前、『QLAP!』(音楽と人)の2015年11月号で知念とペアで表紙を飾り、“ラブリー”をフィーチャーした特集に出演。「Hey! Say! JUMPを“かわいい⇔かっこいい”順に並べると?」という質問に「知念、オレ、いのちゃん(伊野尾慧)…」と回答し、自らの可愛さを認めていた。また「2人は“かわいい”と言われることに抵抗はありますか」と質問を受けると「全然ない!」(知念)「むしろありがたいよね!」(有岡)と答え、掲載されていた2人の写真からは、とびきりのかわいさが溢れ出していた。


・Hey! Say! JUMP・山田涼介


 知念、有岡と共にファンから「かわいい」と言われることの多い、Hey! Say! JUMPの山田涼介。「BIGLOBEニュース」(http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/1027/mod_151027_4511448615.html)によると、昨年10月27日に都内で行われた映画『グラスホッパー』の記念イベントに登場した際にも山田は「かわいい」と声援を浴びていた。しかし、共演者の菜々緒から「さっき(イベント前に)山田さんとお話しさせていただいてて、『可愛いって言われるの抵抗ないんですか?』って言ったら、『嫌だ』って言ってました(笑)。今日は皆さん、『かっこいい』って言ってあげてください!」とフォローが入る場面もあり、山田は有岡や知念と違って「かっこいい」と言われるのが本望なよう。山田は、同作品で『第25回日本映画批評家大賞』の新人男優賞を獲得しており、これまでに出演したどの作品でも真剣に役と向き合う、ストイックな姿勢を見せてきた。また、普段はグループの中心メンバーとしてHey! Say! JUMPを引っ張り、個人やグループの活動に区別なく見せる彼の一生懸命さには、かっこいい男らしさとしての魅力が伺える。


 V6の三宅健のような子ども心を忘れさせない末っ子キャラや、Sexy Zone松島聡のような頑張り屋さん、関ジャニ∞の安田章大のような癒し系……とさまざまなキャラクターを持つ“かわいい系”ジャニーズメンバーたち。“かわいい”だけにとどまらず、プラスαの魅力を獲得することで、よりそれぞれの“かわいらしさ”が生かされていくようだ。


(梅中麻衣)