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異端の天才画家の伝記映画、『エゴン・シーレ 死と乙女』の邦題で2017年1月公開へ

2016年10月10日 13:41  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)Novotny & Novotny Filmproduktion GmbH

 ウィーン美術史に名を残す芸術家・エゴン・シーレの伝記映画“EGON SCHIELE – DEATH AND THE MAIDEN”が、『エゴン・シーレ 死と乙女』の邦題で日本公開が決定し、あわせてメインビジュアルも公開された。


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 本作は、エゴン・シーレの最高傑作「死と乙女」に秘められた謎を解き明かす伝記映画。わずか28歳で早逝した異端の天才画家であり、数多くのモデルと浮名を流したエゴン・シーレには、とりわけ大きな存在となった2人の女性がいた。16歳でヌードモデルを務め、敬愛する兄を献身的に支え続けた妹ゲルティ、そしてクリムトのモデルを経て、シーレとは公私にわたるパートナーとなって彼の美のミューズであり続けたヴァリ。彼女たちとの濃密な愛の日々を通じて芸術を追求し続けるシーレの姿を描く。シーレ役にはモデル出身の新人、ノア・サーベトラが抜擢された。


 公開されたメインビジュアルは、シーレの作品「死と乙女」が上段に配置され、下段にはサーベトラ扮するシーレがスケッチをする様子が捉えられた一枚となっている。(リアルサウンド編集部)