2016年F1日本GP決勝で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは9位、バルテリ・ボッタスは10位だった。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 決勝=9位
タフなレースだった。最初から最後まで、ずっと戦い続けていたからね。僕らは2台ともスタートで2つ順位を下げた。たぶん、選んだタイヤが他のドライバーたちとは違っていたからだと思う。
レース序盤のペースも、周囲のライバルと比べてあまり期待できそうな雰囲気ではなかった。ただ、それは長くコース上にとどまって1ストップをやろうとしていたからで、その戦略は狙いどおりに機能した。できればフォース・インディア勢の前でフィニッシュしたかったけど、今日は彼らのクルマの方が速かったようだ。
ともあれ、最初のスティントでは13位と14位だったのに、2台揃ってポイントを獲得できたのだから、戦略がとてもうまく機能した、よいレースだったと思う。
バルテリ・ボッタス 決勝=10位
チームの戦略という点から言えば、競争相手と違うことを試みて、それを成功させたのはよいことだ。今日のところは、どう考えてもこれ以上の成績は望めなかった。ひと言で言えば、僕らはもっとクルマを速くする必要があるし、カレンダーの残りのサーキットが、今回よりも僕らのクルマに合っていることを願うしかない。今日はとにかくペースが遅かったことに尽きる。
僕自身については、最初のスティントでチームメイトより前を走っていたのだから、戦略的にも優位に立てるはずだったのに、その点でうまく行かなかった。
次のオースティンに向けては、マレーシアでのレースのように、フォース・インディアをペースで上回れることを期待している。最近は他チームとの相対的なパフォーマンスの予想が、とても難しいことが多い。僕らは今日のレースから学ぶ必要があるし、できれば2週間後にはもっといいパフォーマンスを示したい。