2016年F1日本GP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは3位だった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=3位
まず最初に、ファクトリーとメルセデス・ベンツの全員に心からおめでとうと言いたい。皆が素晴らしい仕事をし、3年連続でこれほどの成功を収めた。信じられないようなことだ。2007年からメルセデス・ベンツの一員であり、2013年からこのチームの一部であることを誇りに思う。
レースの話に移ろう。スタートで何が起きたのか、よく分からないんだ。エンジニアたちの話を聞く必要がある。でもあれ以上ないほど最悪の蹴り出しだったことは確かだよ。僕のグリッドの側は完全には乾いていなくて、かなりホイールスピンをした。でも問題はそれがすべてではない。他の皆はトラクションを得て前に進むなかで、僕は大きく順位を落とした。悔しかったよ。でも仕方ない。こういうことは時には起こるものだ。
レース序盤、キミ(・ライコネン)ほどのペースがなかったので、彼を激しく攻め立てることなく、スティントを長くとる必要があった。レース後半はかなり面白くなった。ハードタイヤでペースが向上し、マシンの感触がよくなった。それでオーバーテイクできるようになった。
フロントウイングを調整したらアンダーステアが完全に消え、順位を上げていき、上位とのギャップを縮めることができた。残念ながら2位には届かなかったが、僕は今日、最大限の仕事をした。1点1点が重要なので、できるだけたくさん獲得できるよう、全力で走った。
今日ニコ(・ロズベルグ)はすごい仕事をした。ドライバー選手権において今や大きなマージンを築いた。僕にとってはさらにきつい状況になった。でも、今日のレースを含めいつもしているように、すべての力を注いでいくよ。それが僕にできるすべてだ。最善を尽くすことに集中し、その結果どうなるかを見ていこう。
今日来てくれた観客の皆さんに、心からお礼を言いたい。毎年ここのファンは最高だ。
(FIA記者会見においてスタートについて聞かれ)路面が湿っていたことはそれほど関係ない。僕がミスをした。(具体的に、と言われ)単にホイールスピンをしただけだ。