スーパーGT第7戦タイの決勝レースでGT300クラスで今季初優勝を飾ったVivaC 86 MCの土屋武士と松井孝允が、決勝の戦いを振り返った。
VivaC 86 MC
土屋武士
まずはGT500クラスを制したふたりにおめでとうと言いたいですね。彼ら(TEAM UPGARAGE with BANDOH)は勝つことが簡単ではないレースに、プライベーターとして挑戦して優勝したチームですから。
僕たちのレースに関して言えば、チャンピオンシップもかかっているので嬉しい結果です。昨日の(松井)孝允の走りから盗んだモノがあって、今日の朝のセッションでは走りに活かすことができました。
レースも思うような展開になりました。最後は孝允と(ヤン・)マーデンボローの一騎打ちになるだろうと思っていましたから。
ただ、最後フューエルポンプにトラブルがあり、エンジンに息継ぎの症状が出てしまいました。ガス欠かフューエルポンプのどちらかが原因だと思い、無線でやり取りをしながら、サブタンクに切り替えるよう指示しました。その結果、症状が改善したわけです。
昨日、今日と孝允の走りがここ(優勝)に導いてくれたことは間違いないので、嬉しいですね。
松井孝允
今シーズン3回目のポールポジションで、本当に勝ちたかったレースで勝てたので嬉しいです。
昨日、クルマに関してわがままを言ってしまい、メカニックの方々に夜遅くまでの作業を強いてしまいました。
その上、朝のフリー走行ではコースアウトがあり、ここでも(メカニックには)決勝に向けてクルマを完璧に仕上げるために無理を強いてしまいした。このチームで勝つことができて、本当に嬉しいです。