ダニエル・クレイグ 嫌がっていた『007』主演続投に意欲か
2016年10月09日 17:22 Techinsight Japan
「でも彼がボンドを演じる時代は終わったんだろうね。だから（007での共演は）おそらく実現しないだろう。」
「彼は素晴らしかった。本人も楽しんだのさ。でもしたいことは成し遂げたと思う。」
友人である俳優マーク・ストロングがそうコメントするほど、映画『007』シリーズの主演には未練ゼロと言われていた俳優ダニエル・クレイグ。本人も「もう一度ジェームズ・ボンドを演じるくらいなら、手首を切るほうがマシ」「さっさとムーブオンしたい」なる発言で猛批判されたが、どういうワケかここにきて「ボンドを演じるのは実に楽しい経験だ」「役を降りたら寂しく思う」などとコメントし、続投を示唆した。
このほどダニエル・クレイグが「New Yorker Festival 2016」に登場。そこで『007』シリーズのジェームズ・ボンド役について、こう述べた。
「もしボンド役をやめたら、ひどく恋しく思うだろう。俳優として（ボンドを演じることは）最もスリリングなことのひとつだから。」
「俺は、この仕事が大好きなんだ。ボンドを演じるのは実に楽しいし。これからも楽しいと感じられるのであれば、演じていくさ。」
ちなみに制作サイドについては「ダニエルに続く2作品での続投を打診するにあたり150億円のギャラを提示か」とも噂されていたが…？
「まだ話し合いはしていない。（関係者はみんな）ちょっとお疲れなのさ。」
だが制作サイドがダニエルの続投を願っていることは間違いないもようで、「まだダニエルが第一候補」「みんな彼が再びボンド役を演じることを望んでいる」といった声があがっている。
ダニエルに替わる候補ではないかと言われた俳優にはイドリス・エルバ、テイラー・スウィフトとの短い交際で知名度を上げたトム・ヒドルストンらがいたほか、ヒュー・ジャックマンも「もしオファーがあれば真剣に考えたい」と述べ、興味があると公言していた。しかしこのままいけば、世間を騒がせたもののボンド役にピッタリだったダニエルが、やはり続けて主演する可能性が高い。
（TechinsightJapan編集部 ケイ小原）
