2016年F1日本GPの土曜予選で、トロロッソのダニール・クビアトは13位、カルロス・サインツJr.は14位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
ダニール・クビアト 予選=13位
予選にはかなり満足している。Q1でもQ2でも良いラップを走れて、正直に言えばマシンからこれ以上を引き出せたとは思えないし、ベストを尽くした。僕を取り巻くチーム全体がとてもいい仕事をしてくれた。僕らはきちんと機能するシステムに沿って作業を進めている。彼らは、僕の走った良いアタックの成果を受け取るにふさわしいよ!
これからは明日のレースに目を向けて、ポイント圏内にどれだけ近づけるかを見ていこう。天候が混乱をもたらすと面白いことになるけれど、それは僕らにどうこうできることではないし、どんなシナリオでも対応する準備はできている。落ち着いて、13番手から何ができるかを考えよう。マシンの感触がどんどんよくなってきていて、乗るごとに自信もついてくる。明日のレースに期待しているよ!
カルロス・サインツJr. 予選=14位
僕らには厳しく、困難な一日だった。CUのトラブルでFP3を走れなかったので、予選の段階でライバルたちよりも走行できた周回数がかなり少なかったんだ。ここみたいなコースでは、自分のリズムを取り戻すのがとても難しくて……。
スタートから巻き返しを図ることになり、少しストレスのたまる予選だった。タイミングのせいで、危なくQ2進出を逃すところだった……。運良く進出できたけれど、Q2では2回目の走行でタイムを更新できず、スプーン進入で違うラインを試そうとして、ミスを犯してしまった……。本当のことを言うと、それは通常FP3でやることなんだ!
一日の始まりから、まったく思うようにいかない土曜日だったが、明日はもっと良い日になるといいね! 前向きな面を見ると、今日は不調な予選だったとはいえ14番手だ。つまり、マシンにはもっと上に行けるだけのポテンシャルがある。明日は、良いレースペースが期待できる。僕らより速いチームが周囲にいるから、ポイント獲得は厳しいかもしれないが、何かが起きればトップ3チーム以下最高位の座を狙えるはずだ。