2016年F1日本GPの土曜予選で、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは9位、セルジオ・ペレスは7位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=9位
今日の結果にはかなり満足だし、明日は良いポジションからスタートできる。
Q3最後のラップは強力だったけれど、最後のシケインでコンマ数秒を失った。進入は良かったのに、コーナー立ち上がりがベストな状態ではなかったんだ。もし完全にクリーンなラップを走れていれば、グリッドのもっと上へ行けたかもしれない。
中位グループがどれだけの接戦になっているかを今回も目の当たりにしたから、明日は大いなるバトルを期待しているよ。ここではコース上のポジションが極めて重要になるので、スターティングポジションを最大限に生かし、クリーンなスタートを切ることが大切なんだ。
セルジオ・ペレス 予選=7位
強烈な予選で、競争力を備えたマシンがたくさんいた。ロマン(・グロージャン)と僕とは同タイムだった。彼より上位を得ることができたのはラッキーだったよ。
自分たちのパフォーマンス、特にQ3にはとても満足している。周りとの差がとても少なく、ほんの小さなミスで7番手が12番手スタートになることだってあり得たが、僕らはチームとして本当に良い仕事をした。
(セバスチャン・)ベッテルの(グリッド降格)ペナルティで予選順位よりひとつ上でスタートすることになり、明日は良い結果を期待できる力強いポジションにつくことができる。変わった状況などもなく普通のレースが走れれば、重要なポイントの獲得を目標にできるだろう。
今日よりかなり涼しくなるようであれば、明日の戦略は天候次第になる。全体的には、前向きな気分だよ。今日で仕事の7割は終えたけれど、明日の3割が最も重要な部分なんだ。
(この日のハースの速さについて聞かれ)すごく奇妙だよね。たぶん、マシンは基本的にすごく優れているのに、今まではそれをうまく使いこなす方法が分からなかったんだろう。突然、彼らはすごい1周を走れるようになった。