スーパーGT第7戦タイの公式予選でGT300クラスのポールポジションを獲得したVivaC 86 MCの土屋武士と松井孝允が、予選の戦いを振り返るとともに、決勝レースへの展望を語った。
VivaC 86 MC
土屋武士
「このチャン・インターナショナル・サーキットは、ずっと走っていたくなるような楽しいサーキット。また、戻ってくることができて嬉しいですね」
「正直、今回は僕がQ2を担当するつもりで来ましたが、松井(孝允)選手の方が断然速かったので、松井選手に託しました」
「Q2のタイムは、同じクルマに乗っている僕自身が1番ビックリするくらいのもの。エンジニアとして、いいマシンに仕上げることができて満足していますけど、ドライバーとしては、ものすごいショック」
「このあと(データ)ロガーなどから速さを研究して、明日に備えたいと思います。今回、松井がいい状態で乗れているので、それを充分に活かした戦略を考えます」
松井孝允
「今日は公式練習からクルマの調子がよく、『すごくいいクルマです』としかフィードバックのしようがありませんでした」
「予選Q1では土屋(武士)さんが走って、タイヤの内圧などを微調整してくれました。そのおかげでQ2では全力でアタックできましたね」
「ドライバーとしてはポールポジションを取れて嬉しいですが、今季2回ポールポジションを獲って、1度も勝てていません。ポールポジションも充分嬉しいですが、とにかく明日勝つことが大事。最善の策を練って挑みたいと思います」
「前回の鈴鹿ではポイントを取りこぼしました。チャンピオンシップを考えると明日は絶対に勝たなければいけません。とにかく勝ちにこだわったレースをしていきますよ」