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SEKAI NO OWARI、貧乏時代の経済状況を告白「ひと月で自由に使えるお金は500円でした」

2016年10月08日 11:11  リアルサウンド

リアルサウンド

SEKAI NO OWARI『Hey Ho(期間限定盤)』

 バカリズムとマギーが司会を務める音楽番組『バズリズム』(日本テレビ系)の10月7日放送回に、SEKAI NO OWARI、いきものがかり、MACO、BiSH、忘れらんねえよらが出演した。


 音楽シーンに口コミ(バズ)で広がる、最新の音楽や話題の楽曲を発信していく同番組。番組放送と並行してTwitterと連動、出演者に関するツイートをまとめて表示し“今”バズっている音楽情報を閲覧できるほか、音楽ファンと親和性の高いSNSを情報源にしながら、さまざまな“バズミュージック”を紹介していく。


一番手のSEKAI NO OWARIは、「アーティストのルーツを探れ! バーチャル散歩」として、デビュー前に貧乏だった時代を過ごし、“初代セカオワハウス”とされているclub EARTHのある東京都大田区の大鳥居を訪問。駅前から環状八号線沿いを歩いてclub EARTHへ向かう道中、ローソンの前でFukaseが「ステージの下を支えるゴム板を切る作業を夜中にしていて、カッターがどんどんダメになって、ごみ袋とカッターだけ買いに行ってたから怪しまれてたと思う」と当時の思い出を明かした。


 続けて当時通ったというスーパー『ビッグライズ』を訪れると、バカリズムは「どれだけ貧乏だったんですか?」と質問。これにFukaseは「ひと月で自由に使えるお金は500円でした」と答え、Saoriも「楽器や木材とかも自分たちで買っていましたし……」と、当時の経済状況について語った。


 カメラがclub EARTHに到着し、フロアへと入っていくと、バカリズムは「これ自分たちでやったの? 泣けるなー。こういうのやっておけばよかったな」と感動。続けてSEKAI NO OWARIに縁のある方として、Fukase、Nakajin、Saoriと同じ小学校だった、元あやまんJAPANのファンタジスタさくらだが登場し、子供のころの3人について「Fukaseは同じクラスになることも多くて、『ピチカート・ファイヴを聴いてる』とかそういう話をしていた。Nakajinはおぼっちゃまって感じ。Saoriちゃんとはダンス教室が同じだったんですけど、どうやら私がSaoriちゃんをイジメてたらしい」と告白し、バーチャル散歩は終了。その後SEKAI NO OWARIは新曲「Hey HO」を歌い上げた。


 2番手のいきものがかりは、前回出演以降にバカリズムとバンド3人のLINEグループを作ったことを明かすと、水野良樹は「まだ誰一人として一言も発していない」と告白。続けてバカリズムは「11月の『バズリズム LIVE 2016』で自分の単独ライブで歌った新曲『I think』を歌おうと思うんですけど、どういう風にステージングすればいいんですかね?」と質問すると、水野は「マイケル・ジャクソンは観客の興奮が頂点に達するまで微動だにしなかったことがある。それを真似してみたらいいんじゃないですか」と提案し、バカリズムもこれを受け入れた。また、話の流れでバカリズムが「ライブで披露するので、ギター弾いてもらえないですかね?」と依頼すると、水野は「事前に音源ももらっていて、譜面にも起こしてある」とこれを快く了承。2組のコラボが実現することとなった。


 ほかにも、武井俊祐(ヴィンテージ)がロケを行ない、アーティストの魅力を探る「緊急指令! 今すぐ探リズム」では、忘れらんねえよの物販を手伝った今回の放送。次回はTHE YELLOW MONKEY、miwa、山崎育三郎、放課後プリンセス、神田莉緒香などが出演する予定だ。(文=向原康太)