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M・デイモン主演『ジェイソン・ボーン』、約200台の車が使用されたカーアクション映像公開

2016年10月08日 08:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ジェイソン・ボーン』(c)Universal Pictures

 現在公開中の映画『ジェイソン・ボーン』より、カーアクションシーンの本編映像が公開された。


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 本作は、2002年に誕生した『ボーン』シリーズの最新作。記憶を失い、愛する者を奪われた最強の暗殺者ジェイソン・ボーンの新たな戦いを描き出す。シリーズ第2作『ボーン・スプレマシー』、第3作『ボーン・アルティメイタム』で監督を務めたポール・グリーングラスがふたたびメガホンを取り、主人公ジェイソン・ボーン役のマット・デイモンをはじめ、『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデル、『メン・イン・ブラック』シリーズのトミー・リー・ジョーンズ、『ブラック・スワン』のヴァンサン・カッセルらが出演する。


 本編映像は、デイモンが本日10月8日に46歳の誕生日を迎えることを記念して公開されたもの。ある任務を遂行し、現場にあったSWATの装甲車を盗んで逃亡する作戦員(ヴァンサン・カッセル)と、近くになった乗用車に乗り込み追走するボーン(デイモン)が、ラスベガスの街を爆走する模様が映し出されている。


 ラスベガスのストリップ大通りで敢行されたカーアクションシーンは、約200台の車(エキストラ車150台、スタント車50台)を使用。本物のSWAT装甲車は、重量が重くスピードが出ないため、撮影用に改造車が制作され、走行スピード上げるためにエンジンも改良されるなど、様々な試みが行われた。


 スタッフのゲイリー・パウエルは、深夜まで及んだ撮影について、「通りで車が飛び上がっていることに気づいていない人もいたからね。車線を封鎖した時には警備員が人々に通りを渡らないよう指示したが、何人かはそれでも渡っていたよ。そのたびに一旦撮影を止め、通行人を誘導してから最初からやり直す必要があった」と秘話を明かしている。(リアルサウンド編集部)