アプリリアは、フライアウェイ・レースの緒戦となる日本GPから新たに2種類の新フレームを導入する。
先月のイギリスGPからRS-GPに新フレームを導入したアプリリアは、徐々に成績を上げてきている。ミサノでは、アルバロ・バウティスタが予選Q2に進出し10位でフィニッシュ。ステファン・ブラドルもアラゴンで今季初めてQ2に進出した。
イギリスGPで導入した新フレームついてブラドルは次のように語っている。
「新フレームはブレーキングの安定性も良く、コーナー進入時のフィードバックも良いのが気に入った。このバイクに乗るのが楽しいし、とても良い感触を持っている。昨年はなかったものが、今のバイクには備わっているよ」
一方、バウティスタは新フレームの後押しで、開発に新たな進展が出ていると語っている。
「僕たちはとても堅実な手段を取っている。週末にやったことが次の週末には活かされているから満足しているよ」
「アプリリアは僕たちが要求したフレームを作ることに尽力してくれた。正に僕たちが求めていたことだった」
「それは正しい方向性だけど、問題は今のフレームだとこれ以上進めることができないということだ」
「僕たちはこの点を改善するために新フレームを作らなければならない」