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『六本木アートナイト』名和晃平のメイン作品詳細、六本木に「森」が出現

2016年10月06日 20:31  CINRA.NET

CINRA.NET

名和晃平による『六本木アートナイト2016』メインプログラム 六本木ヒルズアリーナでの展開イメージ
アートイベント『六本木アートナイト2016』のメインプログラムの詳細が発表された。

10月21日から3日間にわたって東京・六本木各所で開催される『六本木アートナイト2016』。今年のメインプログラムは「六本木の『森』で迎える、文化の夜明け」をコンセプトに名和晃平が担当し、プラントハンターの西畠清順、バルーンユニット「Daisy Balloon」と共に六本木ヒルズアリーナ、東京ミッドタウン、国立新美術館の3か所で作品を展開する。

六本木ヒルズアリーナでは西畠が世界各国から集めた多様な樹木によって森を構成し、名和の彫刻作品『Ether』『White Deer』を展示。東京ミッドタウンでは、多肉植物がバルーンのオブジェに包まれて配置される。また国立新美術館には枯れた木々や海を漂った流木、ブイなどで構成される「丘」が出現。その上に名和の彫刻作品『雲の荷車』を引く「風の民」が登場する。

■名和晃平のコメント
都市開発の象徴とも言える六本木に、世界の人々や物事が交通する文化の森を出現させたいと考えました。その構想を実現させるため、グローバルな規模で植物を収集するプラントハンターの西畠清順氏、バルーンを変幻自在に扱うアーティストのデイジーバルーンとのコラボレーションを考えました。彼らと3つの森をつくることで、瀬戸内海の犬島、そして東北・石巻の牡鹿半島をつなぐ、屋外インスタレーションが六本木の街に生まれます。