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『コウノトリ大作戦!』は『崖の上のポニョ』からインスパイア? 製作者がコメント公開

2016年10月06日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

 11月3日より公開される『コウノトリ大作戦!』より、製作者ブラッド・ルイスのコメントが公開された。


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 本作は【コウノトリが赤ちゃんを運んでくる】という、世界中で知られる寓話を元にしたアニメーション映画。“赤ちゃんのお届け”が禁止されるている「コウノトリ宅配便社」のNo.1配達員ジュニアが、思わぬ手違いから誕生した人間の赤ちゃんを、会社に内緒で人間界に届けるまでの模様を描く。『ファインディング・ニモ』『モンスターズ・インク』など、数々のディズニー/ピクサー作品でアニメーターを担当し、2008年には初監督作となる短編『マジシャン・プレスト』を手がけたダグ・スウィートランド監督と、『ネイバーズ』のニコラス・ストーラー監督の二人がメガホンをとった。


 主人公のジュニアと赤ちゃんを追うオオカミの群れは、宮﨑駿監督作品『崖の上のポニョ』からインスパイアされて生み出されているという。


 製作を務めたブラッド・ルイスは、『崖の上のポニョ』の英語吹き替え版の監督を務めたという経歴を持つ。彼は「『崖の上のポニョ』は、僕にとって大きなチャレンジだった。なぜなら、抽象的とも言える、誰も見たことがないキャラクターを描いていたからね」と前置きした上で、「本作に登場する“狼”は、『崖の上のポニョ』の奇抜なキャラクターにインスパイアされている。彼らはいろんな違う形になるんだ」と明かしている。


 ブラッドが語るように、狼の群れは、予告編でも見せている“組体操”によって<吊橋>や<潜水艦>といった奇想天外なフォーメーションを次から次へと披露し、逃げるジュニア達を追い詰める。このように次々と姿を変えて行く様が、ポニョが彼に与えた印象そのものなのだという。(リアルサウンド編集部)