2016年10月05日 08:01 リアルサウンド
HARUHIの新曲「Lullaby」のMVが公開された。
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同曲は、映画『淵に立つ』(10月8日公開)の深田晃司監督の依頼によって主題歌として起用され、HARUHIが映画の世界観をとらえて書き下ろした楽曲。映画と同様、MVも深田監督が制作している。
深田監督初となるMVは、HARUHIのリアルな死体が、「Lullaby」=「子守唄」を聞きながら少しずつ蘇っていく様子が1カメ長回しで映し出されるという映像になっている。
MVは映画『淵に立つ』のロケで使用された埼玉県のとある工場にて撮影。はじめに目を覚ましてほほ笑むHARUHIのシーンの本番撮影が行われ、続いてHARUHIの死体が徐々に腐敗していくシーンの長回し撮影となった。HARUHIのリアルな造形は、特殊メイク・造形工房 自由廊にて実際にHARUHIの型をとって制作。中身がチョコレートで作られており、高熱で溶かしていくことで、リアルに腐敗していくように見えるという仕組みになっている。
MVではこの長回し映像を逆再生させることで、HARUHIが死体から徐々に蘇っていくように見える。また、あらかじめ逆再生の状態で撮影された壁に投影された映像は、元通り自然に再生されるというギミックもあり、深田監督の作家性あふれる作品になっている。
また、「Lullaby」は本日10月5日より、配信がスタートした。(リアルサウンド編集部)