来季のプレシーズンテストの開催地について、バーレーンとバルセロナから各チームが選択できるようにする計画が論じられているようだ。
2017年のプレシーズンテストは2回ともバルセロナのカタロニアサーキットで行われることで合意されており、2月27日~3月2日までと3月7日~10日まで行われることになっている。
複数のチームはコスト削減と生産開発のための時間を最大化すべく、ヨーロッパにとどまってテストを行うことを切望している。
しかし、タイヤサプライヤーであるピレリと少数のチームはより温暖な気候条件を求めてバーレーンでテストを行いたいようだ。
結果として、チームに対してオプションを提示する計画が議論されている。
ここで、チームはヨーロッパ内にとどまって開発に最大限の時間を費やすか、よりよりデータを得るためにバーレーンに向かうかを選択しなくてはいけなくなる。
これによって2009年以来初めてチームが別々にプレシーズンテストを行う可能性が浮上した。
そして、バーレーンとバルセロナで1度ずつテストを行うという可能性も出てくる。
もしチームがバーレーンに向かうとなれば、ピレリがチームに対して増加コスト分をカバーするための財政的支援を行うものと考えられている。
その一方で、来季のインシーズンテストはバルセロナとシルバーストーンで開催される予定だ。
これらのテストは、グランプリ後の火曜日と水曜日にそれぞれ開催されることになっている。
一連の予定は、12月の世界モータースポーツ評議会で2017年のカレンダーが最終決定されるまで確定ではない。