ドキュメンタリー映画『ホームレス ニューヨークと寝た男』が、2017年1月28日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。
1959年生まれのファッションモデル兼写真家マーク・レイを追った同作。華やかなニューヨークのファッション界で活躍しながら、生活のために家族や恋人を持たず、雑居ビル街のアパートメントの屋上でホームレス生活を送るレイの「住居費を使わない」ライフスタイルに3年間にわたって密着した作品だ。
メガホンを取ったのは、自らもファッションモデルであり、レイの友人でもあるオーストリア出身のトーマス・ヴィルテンゾーン。同作で長編監督デビューを果たしたヴィルテンゾーンは、ある日レイにホームレス生活を打ち明けられ、ファッション業界の裏事情や新しいライフスタイルの象徴として彼のドキュメンタリーを制作することを思い立ったという。
音楽はクリント・イーストウッドの息子カイル・イーストウッドが担当。カイルは10月5日と6日に東京・表参道のBlue Note Tokyoで来日公演を行なう。