マンガ・ノベルサービス「comico(コミコ)」の看板作品、『ReLIFE』の実写映画化が決定した。中川大志と平祐奈のW主演で制作され、2017年4月15日(土) に公開される。
『ReLIFE』は、2013年のcomico開始当初より連載されている学園マンガ。単行本6巻までの累計が140万部を突破し、7月にアニメ化を果たしたほか、9月には東京と大阪で舞台が上演された。さまざまな展開で今なおファンを増やし続ける、comicoを牽引する作品だ。
主人公の海崎新太を演じるのは、NHK大河ドラマ『真田丸』や映画『四月は君の嘘』など話題作への出演が相次ぐ中川大志。今回の起用に中川は「まさか18歳で、27歳の役を頂くとは思ってもいなかったので、とても驚きました」とコメント。「沢山の方に愛されているこの作品の主人公を演じれる事に感謝しながら、全力で面白い物を作れたらなと思います」との意気込みを語っている。
そして、海崎がリライフ中に出会い恋をする女子高生・日代千鶴には、映画『青空エール』に出演し人気急上昇中の平祐奈を抜擢。前髪をバッサリとカットした平は「日代千鶴に似せて切りました」と明かしつつ、「マンガを見ながら“ニタッ”とした笑顔の練習をしています。最近はLINEで猫のスタンプを使うようにしています」という役作りのエピソードを披露し、熱意を見せている。
実写映画化に際し、作者の夜宵草は「普段から『ReLIFE』を応援してくださっているファンの皆様、実現に向けてご尽力頂いた関係者の皆様、本当にありがとうございます!」と感謝を述べつつ、「“もうひとつのReLIFE”として、皆様に楽しんで頂ければ幸いです」と、自作の新展開に期待を寄せた。
監督を務める古澤健は「映画館の暗闇でしか出会えないファンタジックな体験と、いままさに高校生活を送っている若い人たちの日常を、そしてかつて高校生であったおとなたちの思い出を、もっと輝かせるリアルを追い求めてみようと思っています」と語り、本作への強い思い入れをにじませた。
実写映画『ReLIFE』は11月上旬にクランクイン予定。メディアミックスの相次ぐ人気作だけに、今後の続報にも注目が集まりそうだ。
『ReLIFE』
2017年4月15日(土)公開
(C)夜宵草/comico