ウイリアムズの開発ドライバーを務めるアレックス・リンが、富士スピードウェイで行われるWEC世界耐久選手権第7戦でLMP2クラスにマノーから参戦する。
現在GP2で2年目のシーズンを過ごすリンは、中野信治、トー・グレイブスとともに45号車のマノー・オレカ05をドライブ。来シーズン、GP2に参戦する意思はないと表明しているリンは、昨年行われたWECのルーキーテストでトヨタTS040ハイブリッドをドライブしている。
マノーのスポーティングディレクターを務めるグレアム・ロードンは「アレックスのことはジュニア・フォーミュラ時代から知っていたし、定期的に連絡を取り合っていた。彼はとてつもなく速いドライバーなので、チームに招き入れることができ、嬉しく思う」と述べた。
リンとともにWEC富士ラウンドに挑む中野とグレイブスは、2012年の富士でもチームメイトとしてLMP2クラスに参戦し優勝を飾っている。
WEC世界耐久選手権第7戦富士は10月14日に開幕。16日に決勝レースが行われる。