スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは、10月8~9日に開催される第7戦タイの参加条件を発表した。今回変更を受けているのはJAF-GT車両の6台となっている。
今回、特に変更が大きいのは30号車TOYOTA PRIUS apr GT。aprのトヨタ・プリウスGTは30号車がリチウムイオンバッテリー、31号車がキャパシタと異なる蓄電装置を採用しているが、リチウムイオンバッテリーは海外輸送ができないため、30号車のみハイブリッド非搭載となる。
過去にもマレーシア戦で同様のパターンがあったが、そのため30号車はハイブリッド非搭載の代わりにBoP重量を+35kg搭載することになっている。
また、GT300マザーシャシーの2車を含むJAF-GT全車において、最低地上高に関する変更があった。これまでJAF-GT車の最低地上高はスキッドブロック厚10mm(±2mm)、基準面とスキッドブロックの間のスペーサーが10mmとなっていたが、今回は15mmに定められた。
スペーサーについては、第4戦SUGOまで5mmだったものが、第5戦富士から10mmに変更。今回15mmに変更されたことで、より速さを抑制させる方向となった。
なお、今回GT500クラスのホンダNSXコンセプト-GT、GT300クラスのFIA-GT3車両に変更はない。