2016年F1マレーシアGP決勝で、ハースF1のロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスはともにリタイアに終わった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=リタイア
ブレーキトラブルが起きた。まだ原因は分からないけど、ペダルがフロアまで行ってしまう状態で、前を走るクルマを避けなければならなかった。データでは事前に何も兆候がなかった。残念だよ。
1周目はすごくうまくいって、トップ10圏内を走り、ポイントを狙っていた。でもうまくいかなくなった。フェルナンド(・アロンソ)と戦っていたが、彼はパワーがあって、後ろに抑えておくのは難しかった。抜かれてからは彼のペースについていこうとして頑張っていたんだけどね。
タイヤを長く持たせることを心掛けて走るプランだったけど、その段階まで行かずに終わってしまった。
エステバン・グティエレス 決勝=リタイア
最高のスタートを決めた。1コーナーまではすごくよかったんだ。でもついてないことにケビン(・マグヌッセン)から追突されて、右リヤタイヤがパンクしてしまった。それでピットに戻らなければならなかった。フロアがダメージを負っていた。
コースに復帰して、順位を上げるためにかなり攻めていったが、クルマの感触がよくなかった。2回目のピットストップの後、メカニカルトラブルが発生したために、リタイアせざるを得なかった。
全体的にかなり残念な週末だった。でも集中力を切らさず、リズムを保って、次の日本に臨もう。