2016年F1マレーシアGP決勝で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは13位、バルテリ・ボッタスは5位だった。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 決勝=13位
運が向いていない日には、何をしてもダメってことだ。いろんなことが一度に起きた感じだよ。最初はスロットルが機能しなくなった。エンジンは回っていて、何とか復活させようと試みたんだけど、僕にできることには限りがあった。それでクルマをいったんガレージに戻し、スイッチをオフにしてから入れ直したら、また正常に機能し始めたんだ。そんなわけで、僕はピットレーンからスタートすることになった。
そして、最初のバーチャル・セーフティーカーの時にピットに入って、ハードタイヤに履き替えたまでは良かったんだけど、ほんの数周しただけで左フロントタイヤがパンクしてしまった。たぶんコース上のデブリを踏んだのだと思う。僕のレースは、事実上あの時点で終わったと言ってもいい。
状況をひっくり返すチャンスがあるとすれば、あとはセーフティーカーが出ることだけだったが、結局その願いも叶わなかった。悔しいよね。バルテリはすばらしい仕事をしていたから、2台揃ってポイントを稼げれば最高だったのに。でも、残念ながら、それは実現しなかった。
バルテリ・ボッタス 決勝=5位
僕にとっては、とても良い一日だったと思う。とりあえず、今日手に入りそうだったものは、すべてゲットしたからね。スタートは良かったし、その後も計画どおりに戦略を機能させることができた。それがフォース・インディア勢の前でフィニッシュできた最大の要因だろう。
ただ、僕はポイントを稼げたものの、フェリペがいろいろなトラブルでポイントを獲れなかったのが残念だ。でも、自分のレースに関しては満足している。日本でも今回と同じようなレースができるように努めるよ。