2016年F1マレーシアGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはリタイアに終わった。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=リタイア
いいスタートを決めて、マックス(・フェルスタッペン)とサイド・バイ・サイドになりつつあった。ポジションを争いながらターン1に入った。ニコ(・ロズベルグ)は僕らの前でターンインした。彼が自分のラインを決めたことはフェアだし、彼にはその権利がある。その時点では僕はもうそれ以上減速できなかった。それにマックスから右側に押されていた。ブレーキングするなかでベストを尽くしたけれど、衝突を避けることはできなかった。
不運な連鎖反応によって僕とニコのレースが台無しになった。ニコには謝ることしかできない。あの事故は彼とは何も関係がない。彼の方が前にいたんだからね。スパでのマックスとキミ(・ライコネン)のケースとは違う。マックスと僕がターン1に向けてポジション争いをし、ニコは前にいて、別のことをしていた。
マックスが後で言ったことに関しては、コメントする必要はないと思う。(注:フェルスタッペンは無線で「セバスチャンはクレージーだ。ばかみたいにロズベルグに突っ込んだ」と発言)