2016年F1マレーシアGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは2位だった。
■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=2位
ふたり揃って表彰台の上段に上れるなんて、チームにとって最高の結果だよ。
大満足のスタートだった。やっとうまくいって、順調にターン1に入った。でもセバスチャン(・ベッテル)の動きの影響を受けた。彼がニコ(・ロズベルグ)と接触したから、それを避けなければならず、いくつかポジションを落とした。その時に失った時間が最終的に大きく響いた。バーチャル・セーフティカーに関しても少しついてなかったしね。でもそれもレースだ。
ハードコンパウンドを履いて、前のグループに追いついていった。ダニエル(・リカルド)とのバトルは最高だった。本当に楽しかったよ。僕らは互いに心から尊敬し合っている。だから相手にたっぷりスペースを残しながら、全力でプッシュし合えた。
DRSの範囲内に近づいたけど、僕のタイヤの方が少し古くてオーバーヒートを起こしつつあった。だからレンジに入って攻めることはできなかった。
チームから「クリーンに戦うのであれば、自由にレースしていい」と言われた。だからバトルができた。無線でそう言ってもらえてすごくうれしかったよ。
今日の僕らには勝てるだけのレースペースがあったと思うけど、ワンツーというチームにとって完璧な結果が出せたのだから、満足しなくちゃね。