フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、マレーシアGP決勝でのニコ・ロズベルグとの接触によって、次戦日本GPで3グリッド降格ペナルティを科されることが決まった。
2番グリッドからスタートしたロズベルグは、5番グリッドから上位浮上を狙うベッテルにヒットされ、最後尾に落ちる結果になった。ベッテルはサスペンションにダメージを負い、リタイアに終わった。
マレーシアGPのスチュワードは、映像を検証し、関係するドライバーから話を聞いた結果、次のような声明を発表した。
「インシデントに関係した車両はすべて比較的同程度のスピードで走っていたが、カーナンバー5(ベッテル)はターン1のイン側に入る際に小さなミスを犯し、カーナンバー6(ロズベルグ)との接触に至ったと、スチュワードは判断した」
「その結果、カーナンバー6はスピンし、2位から複数のポジションを失った。スチュワードは、それは主にカーナンバー5の責任であると判断、接触を引き起こしたことによるペナルティを命じる」
ベッテルには、鈴鹿での3グリッド降格に加え、スーパーライセンスのペナルティポイント2も科せられた。