2016年F1マレーシアGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは22位だった。
アロンソはパワーユニットの新コンポーネントを多数導入したため、45グリッド降格が決まっており、土曜日はレースシミュレーションに集中、Q1でもタイヤを決勝に向け温存するため本格的なアタックは行わなかった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=22位
昨日のプラクティスでは余裕でトップ10に入っていた。だから活用できるパフォーマンスがありながら、レースに向けてグリッド降格ペナルティを受けなければならず、少し悔しさを感じている。
でも今回、シーズンを最後まで戦えるだけのパワーユニット・コンポーネントをストックできたのだといいね。そうすれば、今後はグリッドペナルティで最後尾からスタート、なんてことにならずに済む。
FP3の走行はとりわけ重要だった。何度かロングランをして、決勝に向けて役立つデータを集めることが目標だった。予選では数周だけ走るにとどめ、決勝にできるだけ多くのタイヤセットを残すことを考えた。
明日は面白くなりそうだ。コンディションを読んで、戦略を立てる。それをどれだけうまくやれるか、楽しみだね。新しいアスファルトになり、コンディションがどんどんよくなっている。12台を抜いてポイント圏内に入るのは簡単ではないだろうが、明日はいいパフォーマンスを発揮できるはずだよ。
(F1iに対して語り)ポイント獲得は野心的な目標ということになるだろうけど、上位で何かが起これば可能だ。レースの序盤数周で、僕らに有利な展開になるかもしれないしね。速さはあるから、楽しもうと思っている。新品タイヤのアドバンテージを利用すれば、ポジションを上げていけるだろう。