2016年F1マレーシアGPの金曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは5位/7位だった。
ホンダはアロンソのパワーユニット・エレメントにアップグレードを導入してテストしたが、新エレメントは土曜以降は使用せず、今後のグランプリで搭載する予定。アロンソは新エレメント導入により、グリッド降格ペナルティを受ける。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ フリー走行1=5位/2=7位
今日はたくさんの周回を走り、予定していたテストをすべて完了することができた。来年のマシンに関する実験までできた。とてもポジティブだったよ。
明日どれだけうまくやれるのか、予想できないけど、FP3ではロングランに集中するつもりだ。ペナルティを受けることが決まっているから、僕の予選はかなり短いものになるだろう。107パーセント以内に収まるタイムを記録するために1周走り、その後はテレビを見て過ごすよ。(決勝のために)新品タイヤをできるだけたくさん温存したい。
新しいアスファルトに変わり、よくなったと思う。グリップがかなり向上した。去年僕が金曜に記録したベストタイムは1分42秒5。ところか今日は1分36秒2だ。1年で6秒も向上した。マシンによる改善が2秒から2.5秒だったとして、あと3秒以上がアスファルトによるものだ。これほどグリップが高いと気持ちがいい。
土曜と日曜の予報では雨の可能性があるようだ。予選と決勝が影響されるのかどうかは分からないけれど、雨になるなら、最後方からスタートしてもそれほど悪くない結果がつかめるかもしれないよ。